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【2024年版】初心者のためのNFT関連の専門用語リスト

悩んでる人
  • NFTや仮想通貨の分野は専門用語が多すぎて理解が大変…
  • 用語の意味はなんとなく理解できるけど、定義が知りたい…

こんなお悩み解決します。

 本記事の信頼性

本記事では、NFTに関係する専門用語をリストアップしました。これを見れば初心者でもNFTの用語を理解できますよ!

あいおうえお順でまとめたので、気になるところからチェックしていってくださいね。

くにあつ

※2023年9月時点での内容となっております。今後随時更新していきます。

NFTの買い方がわからない!という方はこちらの記事を参考にしてください。

合わせて読みたい

もくじ

ア行

 暗号資産 (仮想通貨)

円やドルのように実在するお金ではなく、インターネット上の電子データのみでやりとりされる通貨のこと。

ビットコインやそれ以外のアルトコインなどがある。所有者が銀行などの第三者を介さずにユーザー同士で取引できる。

仮想通貨の買い方についてはこちら

 AL (アローリスト)/Allow List

NFTの優先購入権の事。

アローリストをもっていることで、一般購入よりも早く買うことができる。

過去にはホワイトリストと言われていたが、差別的な要素が含まれていたため最近ではアローリストを使うことが多い。

 ENS (イー・エヌ・エス)/Ethereum Name Service

0xから始まるウォレットアドレスに簡単でわかりやすい名前を紐付けるネーミングサービス。

例えば「kuniatsu.eth」のように「〇〇.eth」の文字列を含んでいるもの。

ENSの取得方法はこちら

 Ethereum (イーサリアム)

ヴィタリック・ブテリンによって考案されたブロックチェーン。

イーサリアムで利用されるスマートコントラクトは、仮想通貨の送金だけでなく商品の売買などの契約内容にも応用することのできる。

そのため、多くのマーケットプレイスでNFTが取引される際に取引通貨として使用されている。

ガス代 (手数料) やセキュリティ面などに課題も出ている。

 ETH (イーサ)

イーサリアム上の通貨のこと。

暗号資産(仮想通貨)の中の一つ。ビットコインに次いで時価総額2位(2022年6月時点)。

 Wallet (ウォレット)

暗号資産を保管するためのデジタル財布。秘密鍵などを使い資産のデータを守る。

オンラインで使用する『ホットウォレット』(例:メタマスク)と、ネット環境から切り離されハッキング等のリスクがほとんどない『コールドウォレット』(例:ハードウェアウォレット)がある。

おすすめのハードウェアウォレットについて『【2024年】仮想通貨ハードウェアウォレット|買っておきたいおすすめ商品6選!

合わせて読みたい

一番有名かつよく使われている『MetaMask (メタマスク)』については以下の記事を参考にしてくださいね。

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 Airdrop (エアドロ)

NFTが無料で配布されること

 AMA (エー・エム・エー)/Ask Me Anything

「AMA」はなんでも聞いてくださいという意味。

NFTコレクションのファウンダーがTwitterやディスコードの音声配信の際にAMA配信をすることが多い。

 NFT (エヌ・エフ・ティー)/Non-Fungible Token

日本語訳は非代替性トークンで、意味は「唯一無二と証明されたデジタル資産」のこと。

作品に紐づけられたトークンをブロックチェーン上に発行し、取引履歴や保有アドレスが記録される。

この技術で取引履歴の改ざんが不可能になるため、資産としての希少性や価値が担保されやすい。

NFTの買い方はこちら

 NFT マーケットプレイス

NFTが売買されるプラットフォーム(市場)のこと。

 OpenSea (オープンシー)

2017年に創業された世界最大のNFTマーケットプレイス。

OpenSeaでデジタル資産を個人で売買できる。NFTアート以外にも音楽、ファッション、ゲームなど、扱うジャンルが幅広いことが特徴。

OpenSeaの使い方はこちら

 ATH/All Time High

「ATH」は過去最高値という意味。

NFTコレクションが発売から過去最高値を出したときによく使われる用語。

カ行

 ガス代

イーサリアムのブロックチェーンを使用する際に、トランザクションを記録するために必要となる手数料のこと。

ガス代は、NFTの売買やウォレットから暗号資産(仮想通貨)の送金、新しいNFTを発行するとき等に発生。

取引する人が多い時間だと混雑しガス代が高騰する。

詳しいガス代についてはこちら

合わせて読みたい

 ガチホ

日本のNFT産業で有名なNFTを、一度買ったら転売せずにそのままずっと保持していること。

『ガチでホールドする』の略です。

海外ではガチホのことを『ダイヤモンドハンド』といいますよ。

くにあつ

 ガバナンストークン

主に、コミュニティの運営方針やNFTキャラクターの名前等を決める際に使うトークン。投票権のようなもの。

ガバナンストークン保有者はコミュニティの意思決定に対して発言権や投票権を得る。

 Giveaway (ギブアウェイ)

NFTのプレゼント企画のこと。

TwitterやDiscordなどで開催される。

ハッシュタグ『#giveaway』が使われることが多い。

 Crypto (クリプト)

暗号通貨のこと。仮想通貨と同義。

正式名称は「Cryptocurrency」で、「crypto (暗号) 」と「currency (通貨)」の組み合わせ。

 御三家 (ごさんけ)

日本のNFT界隈で有名なTOP3のコレクションのことを言います。

全て格安で販売され、販売後に価格が急騰している特徴がありますよ。

サ行

 ジェネラティブNFT

あるアルゴリズムによってランダムに生成されたNFTアート

事前にいくつか用意されたのパーツが機械によってランダムに組み合わせられて出来上がるNFT作品。

数百から数千の複数のNFTがあることが特徴。

国産のジェネラティブNFTとしては、CryptoNinja Partners(CNP)、Generativemasks、NEO TOKYO PUNKSなどがある。

CryptoNinja Partners(CNP)についてはこちらの記事を参照。

 Stable coin (ステーブルコイン)

価格の安定性を実現する為、米ドルや金などの安定した資産と連動 (ペック)するように設計された仮想通貨

ビットコインなどの仮想通貨はドルや円などの法定通貨に比べると価格変動が激しい。

それを受けて、価格の安定を図る為に作られたのが、ステーブルコイン。

仮想通貨が広く普及する上でも価格の安定は大きな課題の一つとして考えられ、ステーブルコインはその課題を解決する通貨として考案されました。

 スマートコントラクト

ブロックチェーン上にプログラムを書き込むことで、設定した要件を自動的に実行する機能。

あらゆる契約・取引を自動化すること。

 Swap (スワップ)

暗号資産を別の暗号資産に交換すること。

 SBT (エス・ビー・ティー)/Soul Bound Token

他人に転送したり販売したりすることができないNFT

SBTの利用方法として、パスポートや履歴書などの公的な証明書に使われることが想定されます。

タ行

 Dao (ダオ)/Decentralized Autonomous Organization/分散型自律組織

中央管理者をもたず参加者によって自律的に運営されるコミュニティ。

特にコミュニティ内のガバナンストークンを保有している者が投票権を持ち、コミュニティ運営を行う。

コミュニティでの決定事項はスマートコントラクトで実行される。

ブロックチェーン上で運営され、世界中の人々が参加可能。

日本最大のDao、「Ninja Dao」はこちら

 DiFi (ディーファイ)/Decentralized Finance

銀行などの代わりにスマートコントラクトが運営する金融機関

和訳は『分散型金融』。

 Discord (ディスコード)

アメリカで生まれたチャートサービスアプリ。

音声で会話することができることから、ボイスチャットサービスとも言われる。

NFTコミュニティではコレクションを運営するコミュニティ内でのコミュニケーションツールとして使われる。

 DYOR /Do Your Own Research

自分で調べようという意味

Web3の分野は最終的には自己責任です。

そのため、わからない事があれば基本的に自分で調べようという意味でこの言葉がスラング的に使われます。

 Token (トークン)

さまざまな文脈で使われるが、既存のブロックチェーン技術を用いて発行された仮想通貨のこと

ただし、システムにより発行され中央で管理する人がいない仮想通貨に対し、管理者が存在するのがトークン

代替可能(Fungible)なトークンがビットコインのような仮想通貨であり、代替不可能(Non-Fungible)なトークンがNFT。

ナ行

 二次流通

一度販売されたNFTが、転売されることです。

中古品という意味ですよ。

くにあつ

一番最初に販売(新規発行:ミント)されることを『一次流通』と呼び、一次流通でゲットした人が転売することを『二次流通』と呼びます。

ハ行

 Burn (バーン)

NFTを削除することで永久に使えないようにする行為の事

Burnとは直訳すると「燃やす」という意味で、NFTを「燃や」して「削除」するということ。

バーンのやり方はこちら

合わせて読みたい

 パスポートNFT

このNFTを持っていることで、コミュニティへの参加券となるもの。

 パブリックセール

一般的に日時で販売すること

 PFP (ピーエフピー)/Profile picture

TwitterやDiscordなどのアイコンに使われるNFT

 Bitcoin (ビットコイン)

代表的な仮想通貨であり、世界で初めてブロックチェーン技術を用いて作られた分散型デジタル通貨のこと。

 Bridge (ブリッジ)

暗号資産を異なるネットワークへ移動させること。

 P2E (プレイ・トゥ・アーン)/Play to Earn

直訳するとゲームをプレイしながら稼げるというもの。

厳密にはゲームをすることでトークンを獲得でき、それを換金することで稼ぐことが可能となる。

 プレセール

NFTの一般的な販売日よりも前に販売されること。

 フロア

NFTコレクションの中の最低価格のこと。

 ブロックチェーン

サトシ・ナカモトによって発表された技術や概念で、取引履歴に関してデータの改ざん等ができないように鎖状につなげて共有・維持・管理し守る技術

取引記録が公開される為、破壊・改ざんが極めて困難

NFT、暗号資産 とともに、この技術によって守られている。

また、破壊・改ざんがほぼ不可能なため、システムに不正や故障などが起きにくく全体システムは稼働し続けることができる。

 White List (ホワイトリスト)

これから発売されるNFTを優先的に購入できる権利のこと。

このホワイトリストをもっていると、プレセールと呼ばれる一般販売の前にとても安い価格でNFTを購入することができるようになる。

マ行

 Mint (ミント)

スマートコントラクトを使って新しくNFTを制作・発行すること

Mintの日本語訳は「鋳造(ちゅうぞう)する」という意味で、鉄を鋳型に流し込むこととNFTを発行することを類似させている。

用語の使い方としては「ミントする」が一般的。

 メタバース

仮想空間のこと。

インターネット上に構築された仮想の3次元空間で、自分の分身である「アバター」を使って他者と交流することが多い。

 MetaMask (メタマスク)

暗号資産ウォレットの中の1つ。

暗号資産を保管する財布のようなもの。

イーサリアムブロックチェーンの通貨やNFTを一括で管理・送金・受取できる最もメジャーなソフトウェアウォレット

公式サイトは ≫ こちら

ラ行

 ラグプル

NFTプロジェクトの運営者が作品を販売し、売り切った後に姿をくらますこと。

 List (リスト)

NFTに価格を付けて出品すること。

 リビール

初期の販売では全て同じ絵柄のNFTが、別日に絵柄が変わり個々の作品に変わること。

和訳は『覆っているものが剥がされる』という意味。

 リボーク

NFTの送付許可を取り消すこと。

 ロイヤリティ

NFT作品が売れるたびにその価格の一定割合が販売者(作者)に支払われる仕組み

 ロードマップ

NFTプロジェクトが今後どのような展望を遂げていくのかを書き記したもの。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

随時更新していきますので、お楽しみに!



  • この記事を書いた人

くにあつ

✔︎北海道出身の29歳
✔︎金融系会社員
✔︎M&Aアドバイザー
✔︎ 仮想通貨・NFT・メタバースに関して誰にでもわかりやいように解説します。

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